日別アーカイブ: 2014年11月20日

公明党結党50年に思う

今朝の新聞各紙は、みんなの党の解党を報じています。
同党は「自民党は嫌だが、民主党で大丈夫か」ということで結党されました。
ところが、自民党と一緒にという派と民主党と一緒にという派に分かれ、5年余りで解党に至ったようです。
民主主義の根幹を担う政党が、生まれては消えていく中で、公明党が結党50年を迎えることができたのはすごいことだと思います。
創立者の強い思いと、その思いを大勢の党員支持者の方々が大変な努力支えて下さったからに他なりません。
先日、松戸市議会議員選挙に公明党が初挑戦した時のお話を伺いました。
その方は、遊説隊を頼むと言われ、車を運転するつもりで事務所へ行くと、そこにポツンと自転車が置かれていたという話です。
その時の様子を楽しそうに語ってくださり、私はほのぼのとした何とも幸せな気持ちになりました。
庶民が原点という私たちの出発点を大事に大事にしたいとあらためて決意をしました。

千葉県の防災誌「風水害との闘い」

市川国府台市川市に真間という地名があります。富安風生の『まさをなる空よりしだれざくらかな』という句碑で有名な真間山弘法寺があります。
この「真間」という意味は崖だそうで、なるほど弘法寺は国府台へ続く崖上にあり、崖下には万葉時代の伝説で有名な手児奈霊堂があります。
手児奈は海に身を投げてしまいますが、当時霊堂の辺りは海であり、弘法寺のある崖から陸地だったというわけです。
そういう予備知識を仕入れて、千葉県の作成した防災誌「風水害との闘い」を読むとなるほどと思います。
「敵に塩を送る」という諺のエピソードも面白く、非常によくできています。
ところが、千葉県のホームページにアップされているものの、防災危機管理部の部署のコーナーまで行かないと見れないというのはいかにも惜しいと思います。
私は、大正6年の関東大水害を調べていて、たまたまこの防災誌を見つけたのでした。かなりもったいない気がしました。