松戸市から松戸市総合計画の『第5次実施計画』が送られてきました。
何気なくぱらぱらとめくっていると「財源、財産を適正に管理し、配分します」との目標で4つの指標を掲げていました。
財政力指数を0.88から0.98へ、経常収支比率を90%から88%へ、自主財源比率を58.3%から70%へ、将来負担比率を4.2%から35%へとありました。
じつは、ここに厄介な臨時財政対策債が介在します。
たとえば、自主財源比率を上げるということは分子を大きくすることになりますが、分子の中には臨財債がと入り込んでいます。
また、経常収支比率の分母にも入っていますので、臨財債が増えれば経常収支比率は下がります。
これらがはたして望ましいことなのかどうか。
こうした指標の背景を十分理解したうえで目標に向かって努力してほしいと思いました。
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