月別アーカイブ: 4月 2014

鉄道のまちづくり

東北最大の都市・仙台から札幌までの距離は約600㎞。その間の主要都市の人口は、仙台市105万人、盛岡市30万人、青森市30万人、札幌市190万人の合計355万人。宇都宮を加えると400万人を超えます。
パリからマルセイユまで約600km。主要都市人口は、パリ221万人、リヨン49万人、ディジョン15万人、マルセイユ85万人の合計370万人。
このように並べてみると、北海道新幹線が赤字になる気がしません。
ましてや、北海道や東北には千葉県には無い『雪』があるのが魅力ですから、それを生かせば観光客を十分呼び込めるでしょう。
『まちづくり』を考える時、「自分の町を誇りに思えるか?」が重要です。
初めて長崎を訪れた時、『「ローマの休日」のような映画撮影ができるとしたら、京都と長崎くらいかな』と思いました。そのとき、何故そう考えたのかと突き詰めてみると、路面電車の存在が大きかったのです。
レトロ調もよいし、もっと近代化した車両でもよい、路面電車のある町はいいなと思いました。
高齢社会は自動車社会ではないように思います。固定観念を捨てて、鉄道を中心にした「まちづくり」があっても良いと思うのです。

それぞれの議員研修会修了式

3月には小中学校の卒業式が行われますが、4月6日は千葉県本部1期議員研修の修了式でした。
半年間の研修の終了は感慨ひとしおです。
これに続き、4月12日には地域開発研究所の牧瀬稔主任研究員をお招きしての議員力アップ講座第一回、翌13日には3期議員研修の最後の研修会が行われました。
参加者は様々な思いで、また地域でしっかりと働いてもらえるものと思います。
一方、講師を務める側からすると、講師を務めたことが本当に自分自身の勉強になっていることがよく分かります。
次は、統一外選挙で当選してきた新人議員の研修が6月に予定されています。自分自身が、また新人議員の清新な息吹をもって活動を開始したいと思います。
(写真は、4月12日の研修での織原政策局長のあいさつです)

楽しい書展

第五回『たのしい書の会』書展(松戸市文化ホール)に行ってきました。
名称の通り楽しい書の数々を拝見させていただきながら、梅村紅月先生の中国の書のお話やそれぞれの作品の背景をご教示いただきました。
会員の方々が、「苺ってハートの形にちょっと似ている」「Live and let live」「樹」「あなたがいるから」といった思い思いの言葉を思い思いの書体で個性豊かに表現しています。
筆を持ち机に向かいますと何かキリッとした緊張が身体を走ります。これも凛として気持ちの良いものですが、どこか構えてしがちになります。ところが、こうした楽しさを満喫させてくれる書展もあるのですね。実に素敵な書展でした。

厄介な臨時財政対策債

松戸市から松戸市総合計画の『第5次実施計画』が送られてきました。
何気なくぱらぱらとめくっていると「財源、財産を適正に管理し、配分します」との目標で4つの指標を掲げていました。
財政力指数を0.88から0.98へ、経常収支比率を90%から88%へ、自主財源比率を58.3%から70%へ、将来負担比率を4.2%から35%へとありました。
じつは、ここに厄介な臨時財政対策債が介在します。
たとえば、自主財源比率を上げるということは分子を大きくすることになりますが、分子の中には臨財債がと入り込んでいます。
また、経常収支比率の分母にも入っていますので、臨財債が増えれば経常収支比率は下がります。
これらがはたして望ましいことなのかどうか。
こうした指標の背景を十分理解したうえで目標に向かって努力してほしいと思いました。

「安全」の基本は、「安全」を疑うこと

阪神淡路大震災のちょうど1年前、1994年1月17日にロサンゼルス地震がありました。
マグニチュードは6.7でしたが、震源が浅かったために死者57名、負傷者5400名という大きな被害になりました。この時の高速道路が崩壊した写真を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
専門家は「耐震基準が厳しいので高速道路の崩壊など日本では起こりえない」と言っていました。
しかし、阪神淡路大震災では阪神高速道路が倒壊しました。要するに地震によって、橋脚と道路の接合部分がいとも簡単に破壊されてしまったのです。
3・11東日本大震災ではマグニチュード9という途方もないエネルギーが放散しました。
それまで専門家はマグニチュード7前後を予想していました。震源はほぼ想定通りと言えるかもしれませんが、M7とM9ではまるで違う地震と見るほかありません。
これまでのところをみると、私たちは専門家の言葉を簡単に信じてはいけないと言わざるを得ません。
災害対策の基本は、まさに「安全」を疑うこと、これまで安全だったからと言って今後も安全とは限らないということを基本に置かなければならないように思います。