集団的自衛権の留意点

今朝の千葉日報に『集団的自衛権は限定行使』という記事があり、『集団的自衛権行使の地理的イメージ』が付けられていました。図では『日本の領域』は〇、『公海』は〇、『他国領海』は×、『他国領土』は×、とされています。
そして『首相が国会答弁で、他国の領土・領海・領空内での集団的自衛権行使は「認めない」と説明することで理解を得たい考え。』と書かれています。
ここでの留意点は、地理的制限は『集団的自衛権』でのことあり、「個別的自衛権に地理的制限はない」ということです。
わが国の領土・領海・領空の外から攻撃してくる国があった場合、自衛隊の行動範囲を領土・領海・領空に限った場合、はたして国民を守れるのかという問題に行き当たります。ミサイルや航空機性能を考えれば、それらが領海領空に入って、はじめて対処するということは現実的ではありません。自衛官の任務遂行には、こうした国民の理解は不可欠であると思います。


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