今朝の日経新聞に『核燃施設で容器接触』という記事がありました。『横須賀 臨界の恐れなし』という見出しなのですが、何のことなのかさっぱり分かりません。
核燃料の加工工場で『二酸化ウラン粉末の入った容器2つが接触した』『臨界の恐れはなく、作業員の被曝や放射性物質漏れなども確認されていないという。』
この工場は、本ブログでも取り上げたことのある沸騰水型軽水炉用燃料を棒状加工している工場かと思われます。
私が分からないのは、コンベヤーの誤作動によって、二酸化ウラン粉末16kgが入った金属缶2つが接触しただけで、これほどの騒ぎになるということそのものです。
それほどまでにナーバスに扱わねばならないものが横須賀市にあり、しかも活断層のそばにあり、しかも東海地震や津波の被害の恐れのある地域にあるということなのです。
核燃料加工工場がそれほど危険だということを私自身が認識していませんでした。
同じような成形加工工場は大洗にもありますし、大阪府熊取にもあります。
この日経記事の詳細な解説を専門家に聞かねばと思った次第です。
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