月別アーカイブ: 2月 2011

費用弁償の完全実費化での削減額(第495回)

平成19年6月に議長のもとに立ち上げた「千葉県議会のありかた検討委員会」において費用弁償の完全実費化の合意ができた。
これにより平成19年9月議会からどれくらいの削減額になったのかという問い合わせがあった。
そこで、定額だった時代との比較をしてみたい。
 

平成18年9月議会
1262万6600円
平成19年9月議会
200万880円
削減額
1062万5720円
平成18年12月議会
1254万1400円
平成19年12月議会
202万180円
削減額
1052万1220円
平成19年2月議会
1404万3800円
平成20年2月議会
230万3220円
削減額
1174万580円
平成19年6月議会
1273万3600円
平成20年6月議会
219万8740円
削減額
1053万4860円

毎議会ごとに大体1000万円ほどの削減が出来た計算となる。
実は、県よりも狭い市域においても費用弁償が支払われている例があると聞く。
やはり完全実費でなければ市民の理解は得られないだろう。

与謝野さんが真っ先にやるべきこと(第494回)

与謝野さんが入閣した。
今朝の毎日新聞「みんなの広場」で町田市の成瀬さんという方が『与謝野氏の入閣は許されない』という厳しい投稿を寄せている。
その中に成瀬さんはこう書いていらっしゃる。
『与謝野馨氏は自民党を代表して民主党の鳩山由紀夫氏を「平成の脱税王だ」とこっぴどく非難しました。民主党攻撃の急先鋒の人が、民主党の経済政策のかじ取りをして国民無視の増税路線を突っ走るとは。』
全くその通りだと思う。
菅さんは、よく社会正義の実現と言う。
公正さを求めるのが自分だと主張する。
それが本当なら与謝野氏に真っ先にやらせることは脱税王鳩山氏の脱税を暴くことだろう。
時効になっているから罪には問われないかもしれないが、社会的公正とは法律上の罪とは関係がない。
鳩山氏の脱税を国民の前に明らかにしないうちは経済政策をやるなとは言わない。
少なくとも社会的公正の放棄だけはすべきではないと言いたいのである。