日別アーカイブ: 2010年7月25日

第14回松戸市俳句大会のこと(第394回)

今年も「海の日」に松戸市俳句大会が開催された。
今回もまた、私は当日句の担当を仰せつかる。
この仕事は非常なスピードが要求されるので役員同士の団結が欠かせない。
今回も担当者のみなさんの水際立った作業により無事に仕事終えることができた。
役員の皆さん本当にありがとうございました。
さて、当日句の担当となると招待選者の講演を聞くことができない。
その間に作業を進めなければならないためである。
幸いなことに、私は記録係も兼任しているので講演のカセットテープを聞くことができる。
今回は、池田澄子先生の「俳句大好き」という講演だった。
そのなかで私が感動した部分を書き出してみたい。
俳壇の評価にとらわれず、自分の目で良い句は良い、だめな句はだめと感じているか不安になる。
最初に自分の中に入ってしまった句は良いのか悪いのか評価できない。
自分の句も俳句になっているのか胸が痛くなる。
この自信のなさは捨ててはいけないと思っている。
俳句とはこういうものだと思った途端に表現者としては終わってしまう。
常に自分を疑っていないといけないのではないかと思う。