新総理「ノーサイドにしましょう。もう」だが

五香町内を歩いているとき、携帯電話が鳴りました。
「野田さんが代表に決まりました。何かコメントを」
東京新聞の記者さんでした。
私は、国のことですから富田茂之代表にお願いしますとお答えしましたが、「万日連絡が取れないと困りますので念のため」とのことで簡単にお答えしました。
それが結局、8月30日の東京新聞に載ったコメントでした。さすがにプロの書き手はうまくまとめます。
見出しは『公明 被災地に光を』で、『公明党千葉県本部幹事長の藤井弘之県議も「期待はできないが、せめて被災県の千葉に光を当ててほしい」と冷ややかだった。』

新代表の野田さんは民主党代表選挙後、壇上からこう訴えました。
「ノーサイドにしましょう。もう」
まさに本音だと思います。この一言が民主党の最大の問題点を端的に示しています。
かつての自民党にみられる派閥抗争のような、いかにも『バラバラ』感が民主党の本質・体質です。
その体質をいかに代表とは言え「ノーサイドにしましょう。もう」で解消できるとはとても思えないのです。
だから、私には期待が持てないのです。
これは野田さんがどうという問題ではなく、誰が代表になったとしてもついて回る問題です。
『ノーサイド』とはラグビーの言葉で『試合終了』という意味です。
私の好きな俳句に『ラガー等のそのかち歌のみじかけれ』という横山白虹の名句があります。
野田さんの『勝ち歌』は、はたして長いのだしょうか?短いのだしょうか?


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