ひど過ぎる『プルサーマルやらせ』

1999年のJCO臨界事故の反省に立って設立されたのが原子力安全・保安院でした。その保安院が、こともあろうに電力会社に『やらせ』を指示していたというのです。
これはもはや国内問題をはるかに飛び越えてしまった感があります。
国際社会の中で、国はどこまでわが国を貶めてくれるのでしょうか。
よくぞここまで恥をさらしてくれたものだと思います。この汚名を晴らすには、相当の年月がかかるでしょう。
JOC事故をきっかけにして『内部申告奨励制度』が導入されました。
当然のように、数々の内部告発が出てきました。
それを保安院は2年間も握りつぶしてきただけではなく、告発者についての情報を電力会社に通知していたといいます。
内部通報の制度を設けて内部告発をさせておいて、そのうえで摘発側に回るとなれば、内部の不満分子を一網打尽にするための制度だったのかと疑われかねません。
保安院の行動は、警察にさえ禁じている『おとり捜査』そのものであり、行動様式は『二重スパイ』です。
わが国では、今後もプルトニウムが溜まっていきます。
プルトニウムの貯蔵場所がない以上、原子力発電所敷地内の一時保管場所に置いておくしかありません。これは近いうちにパンクします。
また、溜まっていくプルトニウムの処理についての明確な方針を国際社会に示さねばなりません。
その答えの大きな一つがプルサーマルだったのです。
それを原子力保安院は『やらせ』によって見事につぶしてしまいました。
まったく愚かなことでした。
しかし、実はこういうへまをわざとやることによって、真の狙いが『プルサーマル潰し』だったとすると、これはまさに『スパイ大作戦』の世界ではあります。


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