浄水場汚泥から放射性物質

本日、5月27日の夕刻、千葉県水道局から「ちば野菊の里浄水場」の「汚泥の放射線量の測定結果」がFAXで届きました。
それによれば採取日5月17日の汚泥について、野菊の里では放射性ヨウ素300ベクレル/キログラム、放射性セシウム134が2480(同)、放射性セシウム137が2910(同)、合計5390(同)とのことです。
報道などを見ても、千葉県内の浄水場からも神奈川県内の浄水場からも放射性ヨウ素が158から687ベクレル/キログラム、放射性セシウムが2650から5950ベクレル/キログラム検出されています。
そもそも浄水場の汚泥とは何かといえば、取水した水に混じっている砂や不純物をポリ塩化アルミニウムなどの薬品で固めて沈殿させたものです。
私たちはその上澄みを飲んでいることになります。
沈殿させた汚泥から放射性物質が検出したことイコール水道水が危険ではありません。
実際問題、上記の浄水場の水からは放射性物質が検出されていません。
むしろ沈殿がうまくいっているから汚泥の方に放射性物質が凝集していると見るべきかもしれません。
さらに言えば、浄水場の水よりも水道の蛇口から出る水の方が時間がたっているはずなので、私たちが飲むときにはさらに放射線量は減っていることも一つの安心材料です。
とは言え、浄水場の汚泥は、これまで再利用をして歩道のタイルなどに使っていましたので、放射性物質が検出したとなると今後の処理方法は難しいことになります。
また、浄水場によっては排水系統の(排水池の)うわ水を浄水系統の着水井にもどすタイプのものがありますが、ちょっと気になります。心配しすぎでしょうか?


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