心配なバックビルディング形成

数日後には九州熊本を中心に襲った地震被災地も梅雨入りとなります。
やはり思い出されるのは平成24年7月の九州北部豪雨です。
あの時の土砂崩れの写真も阿蘇市をはじめひどいものでした。
この集中豪雨で見られたのが「バックビルディング形成」と呼ばれる気象現象でした。
発達した雨雲が阿蘇のカルデラ壁に当たり積乱雲が繰り返し発生しました。これにより見かけ上は同じ場所に積乱雲が停滞した形になり集中豪雨となりました。
この時の阿蘇乙姫では1時間当たり108mmという猛烈な降雨となりました。
2003年の福井豪雨の際もバックビルディングにより時間当たり96mの雨となり足羽川堤防が決壊しました。単純なブルーシートの覆いではどうにもなりません。
何としても被災地の支援を加速化させ、降雨に対する対策を強化させねばなりません。


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