活断層の評価

20160507熊本地震記事 (360x640)今日の公明新聞『熊本地震 どう見るか』(東大地震研・平田直教授のインタビュー記事)は非常に重要な内容でした。
政府の地震調査委員会では布田川・日奈久断層帯の「今後30年以内の地震発生確率」をそれぞれ「ほぼ0%-0.9%」「ほぼ0%-6%」としていました。ちなみに兵庫県南部地震の野島断層は「0.4%-8%」でした。
記事によれば、活断層では地震が繰り返されるとは言え、その間隔は『8100年から2万6000年の間(略)という世界なので「30年以内」に置き換えると確率は非常に低くなる』という訳です。
さて、千葉周辺では、まず「鴨川低地断層帯」ですが存在そのものがあやふやです。その他には「立川断層帯」が「0.5%-2%」、「深谷断層帯」が「ほぼ0%-0.1%」、「綾瀬川断層帯」が「ほぼ0%」、そして6つの細かな断層「三浦半島断層群」が「ほぼ0%-3%」とされています。
地震国に住んでいる以上、むやみに心配しても仕方がありません。ただし備えだけは確実に必要です。


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