正義のコスト

8月20日の千葉日報に『介護高齢者囲い込み ケアマネ「紹介85%」も』という記事がありました。
その内容は『地域包括支援センターで、自治体から運営を委託されている社会福祉法人などが利益確保のため、自らが運営する介護保険サービスに利用者を事実上誘導して囲い込む』『センター運営法人に所属するケアマネジャーを利用した人の85%がセンターからの紹介』というものです。
私がまず知りたいのは、囲い込みをしなければやっていけないほど安い委託料なのかという委託料の適正水準の問題です。
次に、報酬を低く押さえたままでケアマネに公正中立を求めることに無理があるのではないかということです。報酬が安いから独立できず法人に雇われる。そうなればその法人の利益になるように動くのは至極当然です。
社会がセンターやケアマネを必要としている以上、私たちは正義の実現にはコストがかかることをいよいよ理解しなければならないのだと思います。


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