信用度がリスクを決める

小学生のころ、清酒の蓋集めが流行り、多くの蓋を持っている者、珍しい蓋を持っている者がうらやましがられました。
珍しい蓋は大関とか黄桜という普通の蓋10枚とか20枚と交換できました。
しかし、ほどなく飽きてしまい、蓋の価値はいきなりゼロになりました。
私たちが普通に使っている紙幣も政府を信用しているから価値を持っています。私たちは、銀行を信用しているから預金をし、JRを信用しているからスイカをチャージします。
政府を信用していない時代は、日本経済は中国の通貨で動いていました。預金額やチャージの金額は、銀行やJRへの(倒産しないだろうという)信用度によります。
ビットコインのように、どの権力機構からの信用供与もなく、ただインターネットを介する人たちだけで信用しあうことで成立しているマネーは非常に興味がありました。
この清酒の蓋よりも現実感のないものを人はどれだけ信用できるかという問題です。
信用の度合いと信用する人口規模の二つがマネーには必要なのかもしれません。


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