ターミナル駅の『憂鬱』

新宿や東京といった巨大ターミナルでなくとも、松戸や船橋といった規模のターミナル駅にも『憂鬱』はあります。
御茶ノ水駅のように、快速電車から各駅停車へ同一ホームでの乗り換えができず、別のホームに渡らねばならないという『不便さ』です。
松戸駅では複雑ですので、船橋駅を事例に考えてみたいと思います。
JR船橋駅には、「快速電車の上り下りや特急が通過する」ホームと「各駅停車の上り下り」ホームの二つがあります。
仮に、これを御茶ノ水駅のように「快速の上りと各停の上り」と「快速の下りと各停の下り」にするにはどうしたら良いでしょうか。
1、各停は全駅に止まるので、これまで各停ホーム一つだけだった東船橋や幕張など沿線全駅のホームを二つにする。
2、各停よりも快速の方が車両が長いので、各停専用ホームを延ばす。
3、特急や長距離の電車については千葉駅より先に行けるよう千葉駅各停ホームから先へのレールを敷設する。
4、快速や特急が通過する駅ではホームにいる利用客の危険性が増すので、ホームドアを新設する。
上記4点は、上りの快速電車が使っている線路が各駅停車の下りにも使えるという前提に立ってのことですが、とりあえず技術的には可能ではあります。ただしコストの大きさは非常に悩ましい問題です。
そうであれば、せめてホームからホームへの移動の完全バリアフリー化は何としても推進してまいりたいと思います。


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