恐怖の雷

読売新聞に『首都圏の空急変 落雷で1人死亡』と報じられていました。
『東京都北区の荒川の中州で落雷があり、木の下で雨宿りをしていた(略)男性3人が病院に搬送され、1人死亡。埼玉県内では農作業中の女性と、畑の様子を見に外出した男性がそれぞれ雷に打たれ、意識不明の重体』と言う記事です。
小さいころ、ピカッと光ってからゴロゴロ鳴り出すまでを数えて、雷の距離を計算しました。しかし、これがは全く無意味です。雷雲の下やその周辺にはどこであれ落雷の可能性があります。
私は、中学時代から山登りをしていたので、雷による山岳遭難については相当調べました。
今もその恐怖が語り継がれてるのは、1967年8月1日の西穂高独標における松本深志高校山岳部の遭難です。11人が死亡し、14人が重軽傷を負いました。しかし、落雷にあった人と免れた人の位置からは何ら規則性が見い出せませんでした。
ただ、千葉県の雷日数は、年平均13.8日で、47都道府県中35位と下位にあります。多いのは、石川県42.4日、福井県35.0日、新潟県34.8日、富山県32.2日、秋田県31.4日と冬のいわゆる寒雷のためです。
街中で雷にあってしまい、万一逃げ込むところがなければ、電柱と電柱の間の電線の真下に移動してしゃがむのが良いと言われています。


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