要介護認定で削減されたもの(第233回)

介護保険がスタートしたとき私は松戸市議会議員だった。
ところが、介護保険が県事業にないことから、県議になってからはどうしても知識が不足がちになる。
たとえば、松戸市はどのくらいの費用を介護認定に使っているかも今にわかにはわからない。
特に、知りたいのは要介護認定である。
何年も前に介護判定について、この『独り言』に書いたが、その後どうなっているのだろうか?
要介護認定の調査項目は14項目減らされた。
増減の理由はまあ分かる。
しかし、減らされた項目について、減らしても大丈夫という理屈はやはり知りたい。
減らされた14項目は
1、火の不始末。
2、幻視・幻聴。
3、暴言・暴行。
4、不潔行為。
5、異食行動。

6、肘関節拘縮。
7、足関節拘縮。
8、じょくそう。
9、皮膚疾患。
10、飲水。
11、環境の変化。
12、電話の利用。
13、指示への反応。
14、日中の生活。
これらのうち、1から5は問題行動に関する項目であるが、素人考えでは本当に減らしても大丈夫なのか?と思う。
もしかしたら別の調査項目で判定できるということかもしれないがどうなっているのだろうか?
調査項目が多ければ調査員の負担も大きい。だから総論はもっと減らすべきとなるのだろう。しかし各論は・・・
制度を手直しすることもなかなか難しいものがあるのである。


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