カチンときた『シーテック』

今朝の日経新聞の社説『これでいいのかシーテック』にはカチンと来ました。
いま、幕張メッセで開かれているIT分野の国際見本市「シーテック」が低調だというのです。
『今年の出展は624社とリーマンショック前に比べ3割以上減った。海外からは161社とピークの半分以下で、来場者も2割近く減っている。国際見本市と言いながら、国内色が強まっているのは残念』だというのです。
ここまでは事実にもとづいた感想なので良しとしましょう。問題は次の下りです。
『まず、幕張メッセでこのまま続けるべきかどうかを検討すべきだろう。羽田空港が国際化し、都心のホテルも増えている。別の会場を考えてもいい。』
この記述にはいささかカチンと来ました。なぜ、シーテック低調の打破の一番最初のアイデアが会場の変更になるのでしょうか?
第二の指摘は、『10月上旬も微妙な時期』として開催時期を問題視しています。
第三の指摘は、『運営形態にも問題がある』
第四の指摘は、『東京モーターショーなどとの連携も重要だ』というものです。
この社説は、シーテックの集客力が落ちたのは『上海やシンガポールなどの台頭がある。10年前なら技術力で人を呼べたが、その技術力にも陰りがみられる』と原因分析がなされていますので、早い話が『会場』『時期』『運営形態』『開催形態』といったものは本質ではなく、所詮小手先のアイデアということになります。それを幕張メッセという会場を変えてはどうか?という指摘はどうか?と思います。
さて、一方の千葉県民としてのわれわれの在り方です。カチンと来ただけで終わってしまっては何にもなりません。
確かに、東京モーターショーを東京ビッグサイトに獲られてしまったのは事実です。ここは徹底的に東京ビッグサイトをライバルとして明確に位置づけ、何が劣っているのか?その部分をどうすれば解消できるのか?さらには上海やシンガポールの会場との比較の上で幕張メッセをどうしてゆけば良いのか?も検証する必要があります。
『マイス』という言葉だけが独り歩きしないよう、地に足をつけた現実的な解決策を見出さねば本当の意味での反論はできませんので。


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