根幹揺らぐ小選挙区制度

先ほどから国会要覧を眺めながら、小沢グループの離党によって、また新しい国会便覧、国会要覧を買わなければならないのかと思っています。総理が目まぐるしく変わるのでしょっちゅう買わされている気がします。しかし、それは小さな小さな話です。

千葉県の民主党国会議員は、小選挙区当選者が1区・2区・3区・4区・5区・6区・7区・8区・9区・10区・13区、そして比例区当選者が4名の合計15名でした。
ところが、わずか2年10か月しかたっていないのに、今は小選挙区8名、比例区ゼロです。
つまり、野田総理のお膝元・千葉県において、すでに約半数が民主党を離党してしまったのです。まさに、政権担当能力に疑問符がつきつけられた形です。
私がとりわけ問題だと思うのは、比例区の4人が4人とも離党したという事実です。
言うまでもなく比例区とは、その人に投票したのではなく『民主党』という政党に投票したのです。
私は、離党するなら議員を辞してから離党しなさいと申し上げたい。
今回離党した小沢グループ38人のうち実に13人、3分の1が比例区当選者です。
今回の小沢グループの離党は、小選挙区比例代表制度という選挙制度の根幹を揺るがしたのです。
こちらの問題の大きさは見逃すわけにはいきません。


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