桜島の噴火回数

千葉に住んでいるとどうしても火山についての関心が薄れます。県内に火山はありませんし、活断層もありません。
しかしながら、県内に原子力発電所がなかったことから、あまり関心をもってこなかったことが今となっては悔やまれてなりません。
やはり、火山災害のような生活に多大な影響を与える災害については常に注意を払わねばならないと思っています。
さて、桜島です。噴火回数がこのところ異常に多いのです。昨年12月の一か月で125回の爆発です。
今年になっても減少する気配がなく、1日に16回、2日に4回、3日に16回、4日に8回、5日に29回、6日に4回、7日に19回、8日に11回、9日に21回、10日に12回、そして今日は26回の爆発です。
気象庁が噴火警報、噴火警戒レベルの発表を始めたのは平成19年12月1日からでした。
噴火警戒レベルを導入した火山は全国に30ほどありますが、レベルは平常の「1」から避難の「5」まであります。
現在のところ、私たちの生活に影響を及ぼしそうな関東の火山、たとえば那須岳、草津白根山、浅間山、箱根山、富士山などすべて「1」の平常です。
「2」の火口周辺規制となっているのは、三宅島や鹿児島県沖の薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島の4つです。
その上の「3」入山規制が敷かれているのが新燃岳と桜島なのです。
幸い「4」避難準備や「5」に該当する火山はありません。
地震があると火山活動が活発化する事例はかねてより指摘されていますし、浅間山のようにほとんど前兆なしにいきなり噴火する山もありますの注意は必要です。(写真は浅間山です)
火山についてのハザードマップはほぼ出来上がっています。しかし、津波の際もそうであったように、そこに『想定外』という落とし穴がないのか、私はやはり火山についても見直しをすべきなのではないかと思うのです。


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