月別アーカイブ: 10月 2016

動物愛護の最終ゴール

dsc_81129月議会で以下の様な質問をしました。その要旨をお知らせします。

この夏、京都動物愛護センターを視察させていただきました。
同センターは、ネコは100%引き取り手がおり、イヌは若干100%を切りますが、それでも殺処分はしていません。
京都という国際的観光都市の中心地に、これほどの拠点があれば、ネコもイヌもきちんと引き取ってもらえるだろうなと思いました。
同センターは京都の中心部にありますので、昼間は京都市獣医師会が事務所として活用し、夜間は手術が行える動物の救急センターとして、当番の医師が朝まで担当します。
さて、本県も職員やボランティアの方が涙ぐましいご苦労をされ、相当殺処分数を減らしてきました。その努力は、京都に勝るとも劣りません。
では、京都と千葉の違いは何か。それはセンターの所在地の違いだと思います。
飼育を考えれば、センターを町中に、というのは難しいと思います。しかし、動物愛護の「拠点」を町中に置くことは十分可能だと思います。
私たちが最終的に目指すものは、殺処分ゼロではありません。すべてのイヌやネコをただしく飼ってもらうことです。
動物愛護の心を育てるには人の目につくところに拠点を置かねばなりません。
そこでお伺いいたします。
千葉市や船橋市などの主要都市と連携を図るなどして、動物愛護の拠点を町の中心部に置くべきと思いますが、いかがでしょうか。

骨髄ドナーへの支援策を(9月議会一般質問から)

dsc_05319月議会で以下の様な質問をしました。その要旨をお知らせします。

骨髄バンクのドナー登録の推進についてお伺いいたします。
この問題が、初めて本議会で取り上げられてから18年が過ぎております。
当時の衛生部長は、ドナー「登録受付場所の増設について検討していきたい」と答弁されています。この年、ドナー登録の受付は、「船橋」「茂原」「松戸」の3保健所で行っておりました。
現在は、「印旛」「長生」「君津」の3健康福祉センターです。保健所の数としては特に増えておりません。更なる整備を切にお願いするものであります。
ここへきてドナー登録者数が頭打ちとなってしまいました。
そして、移植するためのマッチングを待つ間に、過去5年間で1655人の方がお亡くなりになり、中には、移植に適したドナー登録者が見つかっていたにもかかわらず、ドナーの方のお仕事の都合などで移植に至らないケースが5割だと伝えられています。これらの事実を、私たちは真剣に受け止めねばなりません。
そこでお伺いいたします。
第一に、県として骨髄ドナーの負担軽減を図る事業を行うべきと思うがどうか。
第二に、ドナー登録を増やすために、知事から県内事業者に、ドナーに対する勤務上の配慮をしてもらえるような発信をしていただけないか。
第三に、登録受付の場所に登録を呼びかける人を配置できないか。

来年度予算編成へ要望書提出

20161004%e4%ba%88%e7%ae%97%e8%a6%81%e6%9c%9b10月4日、森田健作知事に公明党千葉県議会議員団として『2017年度 予算要望書』を提出しました。
今回は10の政策分野に196項目の施策となりました。
実は、来年3月には県知事選が予定されています。したがって、来年度の当初予算は、「骨格予算」と言って、経常経費しか編成しない慣例になっています。いわゆる政策的なもの、すなわち「投資的経費」は新しい知事が決めるものという考えです。
しかしながら、それでは予算要望になりませんので、私たちはあくまでも来年度の1年間を通した要望としました。
全文は近いうちにホームページにアップいたしますので是非ご覧ください。