日別アーカイブ: 2016年1月9日

北朝鮮の水爆実験

1月4日、北朝鮮が水爆の地下核実験をしたと公表しました。
すぐに自民党千葉県連の政務調査会長と連絡を取り、北朝鮮への抗議の決議について協議をしました。
北朝鮮が初めて地下核実験を行ったのは2006年10月9日のことです。
その3年後、2009年4月5日には弾道ミサイルを発射し、それが日本上空を通過しています。
その翌月5月25日に2回目の地下核実験。2012年12月12日に長距離弾道ミサイルを発射、その2か月後の2013年2月12日には3回目の地下核実験です。
結局のところ、北朝鮮は国際世論も何も関係なく、核兵器とその運搬手段であるミサイルの開発をどんどん進めていることが分かります。
日本人拉致問題の調査結果も示されないうちにいきなり4回目の核実験です。
その意味で、昨年の平和安全法制整備により、様々な事態に対する法の隙間を埋めることができたのは幸いでした。
自国民の生活破たんを放置したまま、ひたすら軍備増強に走る為政者に心底憤りを覚えます。

暖冬です。

海ほたる年が明けて暖かな毎日が続きます。
気象庁の定義では、暖冬とは『12月から2月までの3カ月平均気温が「高い」冬のこと』とだそうです。
暖冬は、基本的に西高東低の冬型の気圧配置の強さによって決まります。
ところが、エルニーニョという高校時代に習うことのなかった現象もあり、これが日本の暖冬に大きく影響していることも報告されています。
さて、暖冬になると過ごしやすくいいことづくめとの見方もありますが、そうでもありません。
千葉県に関わるものだけでも、たとえば東京湾で養殖されている海苔の品質低下があります。そのため県では予算を組んで高水温でも美味しい海苔の品種改良を続けています。また、山地での積雪の減少により利根川水系の雪解け水が減り、渇水が大きな問題となります。
農作物の生育が早まることも、春先の霜害もあり良いことばかりではありません。
本当に難しいものです。暖冬のもたらす影響にも注視してまいりたいと思います。
(写真は木更津市の海ほたるです)