月別アーカイブ: 9月 2014

未踏峰ムスタンへ挑戦

ムスタン未踏峰大学の後輩がネパールの未踏峰に挑みます。大学4年の女子学生、長谷川恵理さんです。
私にとっても、ヒマラヤ、カラコルムは憧れの地でしたが、まだまだ行けそうにありません。
ムスタンは、今ではネパール国内ですが、旧ムスタン王国の山でしたので未踏峰です。
行くことすら貴重な経験になります。ぜひ登頂して、そして何よりも無事に帰ってきてほしいと思います。
私たちの大学山岳部には指針があります。
『君達よ 勇敢と進取と無事の 人間闊歩を』というものです。
この中の『無事の人間闊歩』を肝に銘じて元気に登ってきてください。
今日の22時過ぎに東京駅を出るとの連絡がありましたが、残念ながら見送りはできそうもありません。
帰国後の報告を楽しみにしています。

人口減少と地方債

わが千葉県の公募債は本年度も200億円を年利1.555%で発行しましたがすぐに売り切れました。
地方公共団体は一般企業と違って倒産しません。夕張市も財政破綻はしたものの、今でも予定通りにしっかりと債務を返済しています。従って、投資対象として社債と地方債を比べれば後者の方が安全性は高いことになります。
ところが最近、人口減少による『自治体消滅』ということが言われ始めました。50年後には4100万人が減少するという国の推計です。もとより日本国民はどこに住むのも自由。その自治体からの転出も自由です。
自治体が無くなってしまったら、その債務は誰が払うのでしょうか。国が払ってくれるのでしょうか。「それは投資家の責任だ」と言うに違いありません。
このように、人口減少はあらゆる分野におよび、人の行動に大きな影響を与えることになります。

メールマガジンを始めました

名古屋竜巻私自身の本日の大ニュースは、メールマガジンの第1号を配信したことです。
と言っても、まだアドレスも公表前段階ですので、試験中の登録者は私含め7人にしかいません。
内容は、竜巻の予報の話です。(写真は名古屋市立科学博物館の竜巻実験コーナーです)
竜巻予報は非常に難しいのです。その理由は米国の竜巻と違って日本の竜巻は幸い短時間で消滅するからです。つまり予報をする時間が限られているのです。そんな話を第一回で配信しました。
メルマガのモバイルのアドレスは以下の通りです。
http://psasp.jp/fujii/mb/
PC用のものは以下の通りです。
http://psasp.jp/fujii/
とは言え、この忙しさの中でどれだけのものが書けるか、どれだけの頻度で書けるか冷や汗ものです。
どちらかと言えば、ブログの方に力が入りますので、この点はご容赦ください。
基本的に、「ふじい」の頭文字は「F」ですので、毎週金曜日に発行できればと思っています。

正確には『全国学力・学習状況調査』

8月26日の千葉日報は、全国学力学習状況調査において、わが千葉県は『小学国語、全国6位』『「地域行事」に消極的』だと報じました。
この『全国学力・学習状況調査』の結果を静岡県知事は公表すべしと言います。千葉県議会でも公表を迫る人がいます。
私は、公表をするなと言うつもりはありません。ただ、この調査を「学力テスト」と勘違いされているのではと思えてならないのです。
千葉日報も解説コーナーを設けて、学力テストではなく学力状況調査だとわざわざ書いています。
この調査は、学校の授業が適切な内容で実施されているか、生徒や児童の学力向上に効果をあげているかを見るためのものです。
学力テストとして見れば、4月に実施して結果が9月なので、時間が開きすぎて児童生徒に答えを解説してもあまり意味がありません。
そういうことを分かって主張しているのなら結構なのですが、どうも勘違いのような・・・。私の老婆心ならよいのですが。