東日本大震災直後の23年6月22日、私は県議会で次のような質問をしました。
『東日本大震災では、千葉県に大きな被害をもたらす房総沖の地殻は動いておりません。地震火山情報センターの評価でも震源域は房総沖溝には及んでいないとされました。そうであれば、房総沖や野島崎沖にもセンサーをしっかり設置してもらいたい。千葉県として、房総沖の津波監視体制の強化を国に求めていくべき』
これに対し、森田知事は『房総沖をはじめ県周辺における海域での地震については調査研究が十分でない。津波の監視体制の強化について国に要望してまいりたい』と答弁しました。
翌年3月、防災科学技術研究所が日本海溝海底地震観測の整備に乗り出し、25年9月に房総沖海底ケーブル敷設工事が完了しました。
相当の予算を使ってせっかく敷設したのですから、今後は一日も早く観測網が津波警報に活用されるよう強く要望して参ります。
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