菅内閣支持率と柏市議選

柏市議選は民主党議員の行動様式を明瞭にあぶりだしてくれました。

インターネットのサイトに次のようなニュースが流れました。
「読売新聞は2011年8月5日~7日にかけて電話で世論調査を行った。その結果、菅内閣の支持率は18%という衝撃的な数字となった。(略)今まで最低の支持率だったのは2010年10月の鳩山政権で19%だったため、菅内閣への支持率がいかに低いかが良く分かる。」
もはや私たちは、どんな数字にも驚きませんが、政権やポストにしがみつこうという菅さんの執念には不気味な凄味さえ感じられます。十分に真夏の本格的ホラーの域に達しています。

さて、菅さんや民主党の支持率の急落は当然のように地方議会にも現れます。
8月7日執行の柏市議会議員選挙がまさに打ってつけの事例です。
前回4年前の選挙で民主党は7人の候補者を立て5人当選させています。7人の合計得票は17511票という大変な勢いでした。
ところが今回は、7人のうち民主党候補はたった1人となってしまいました。
残りの6人のうち3人は出馬せず、3人は民主党からではなく無所属で立候補したのです。
もともと民主党など最近の候補者は、政策や信念から政党を選ぶというよりも、当選しやすい政党はどこかという観点で党を選ぶ傾向があるように見えます。
したがって、3人が無所属に回ったことはあり得ることではありましたが、それにしても有権者側からみれば理解しがたいものがあります。
結果として、無所属へ回った3人全員が落選しましたのは、やはり候補者の行動様式が有権者から見透かされたのではないかと思います。
3人の得票合計も前回の6732票から3114票へと半減以上の落ち込みでした。
一方、民主票を今回と前回で単純に比較して割りますと0.19です。
この数字は限りなく民主党支持率と同じ数字なのですが、もちろん偶然の一致でしょう。


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