防災関連科目新設へ

千葉県教育委員会は、7月20に県立学校改革推進プランの素案を公表しました。
千葉日報が7月21日に報じたところによれば、新たな公立中高一貫校の設置や観光系のコース、環境問題を重点的に学ぶコースの導入といったなかに「東日本大震災を教訓に防災関連科目の導入について検討する」ことなどを盛り込んだとのことです。
私は、千葉県は、こと『津波』に関しては、岩手県、宮城県、高知県に続き、三重県とならんで、わが国で4番目、5番目に被害を受けてきた県ですので、本年6月22日の代表質問において、以下のように質しました。
『ただ、ここで気をつけなければならないのは、およそ三陸地方で防災教育に取組んでいない自治体などひとつもないということです。
宮古であれ、大船渡であれ、陸前高田であれ、気仙沼市であれ、みな釜石に近い取組みを行い、それはレベルも高く、徹底したものでした。
にもかかわらず、なぜ釜石だけが99.8%の児童生徒が助かったのか?
他の自治体とは何が違ったのか?
この点を徹底的に研究していただきたいと思います。』
『防災教育は、すぐれて地域性の色濃く出る教育となります。
津波を恐れなければならない地域、地震を恐れなければならない地域、液状化危険地域や土砂災害危険地域もあると思います。
いずれにせよ、自分で自分の身を守れる知恵をどうつけるかがカギだと思います。
学校教育で取り上げることが、またしても多くなってしまうところではありますが、本県の防災教育の取組みについてのお考えをお聞かせ願います。』
どうぞ、他県にはない本物の防災教育の導入をお願いいたします。


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