千葉県の地盤沈下と天然ガス

「平成28年 千葉県における地盤沈下の概況について」の報告がありました。大地というのは、じっとしていないことがよく分かります。
大きな流れを見ると、2011年3・11を境に全県的に一段沈下をしています。その後、千葉・市原、君津、東葛地域が横ばいなのに対して、北総、九十九里地域で沈下が続いています。(平成28年で、2センチ以上・4センチ未満の沈下が見られたのが、北総で10.2平方km、九十九里で3平方km)
これらの原因には、人的要因ばかりではなく複雑な要素が絡み合っています。その一つが水溶性天然ガスです。
県議になりたての平成16年7月に、九十九里いわし博物館の爆発事故により臨時職員のお二人がお亡くなりになりました。現場付近の水田のあちらこちらで天然ガスがこぽこぽ湧きだしていました。その後、平成22年にも大多喜町の交番でも爆発事故がありました。
私は地盤沈下のデータに注意を払っていますが、同じ地域でも逆に隆起するところもあり、自然は一筋縄ではいきません。
安全安心の確保には終わりがないことをつくづくと思い知らされています。


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