安全安心の教訓は福島原発の検証から

今朝の千葉日報は、『(福島第1原発の)2号機放水路で高濃度検出』と報じています。
水素爆発を免れた2号機が、爆発した他の原発よりも、けた違いに大量の放射性物質を放出してしまったことはご存じの通りです。
電源喪失の暗闇の中で、人類が経験したことのない巨大事故に直面した人たちがどう対処したかということは純分に検証されるべきと思います。
また、専門知識の乏しい政治家が、専門家からの助言なしに巨大事故に対処した時にどういうことが起こってしまったかも検証が必要です。
NHKスペシャル『メルトダウン』取材班は『(官邸主導の)統合本部ができた3月15日午後以降の(放射性物質)放出量が事故発生から3月末までの75%を占める』と指摘しています。
原発事故を2度と起こさないための検証が、実は他の巨大事故のみならず、災害対策にも、さらにはわが国の安全保障にも密接に関わっていることをあらためて思うのです。


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