党とは重いもの

「党とはもっと重いものじゃなかったのか」この先輩議員の言葉をことあるたびに思い出します。
保革伯仲時代(1980年代)に、公明党は自民党から連立政権を呼びかけられたことがあります。
その時に党幹部は自民の要請を断りました。それに対しての先輩の一言です。

今回の総選挙で民主党は大敗しました。野田代表が辞意を表明したのに対して次の人が出てきません。
前原さんも細野さんも代表選出馬をしないと伝えられています。
私は思います。「党とはもっと重いものではないのか」と。
今回の選挙で第三極と言われた人たちは一本化できなかったことを悔やみます。
「一本化できていれば、自公とほとんど変わらない票が出せた」と言います。
私は思います。「党とはもっと重いものではないのか」と。
主義主張がバラバラな党が一本化したところでまとまるはずがありません。
そんなことは民主党の失敗でわかっているはずなのに、目先の選挙を見ているからそういう発言になるのでしょう。
結局のところ、そこには国民のためという発想がないのです。
やはり党とは重いものです。
立党精神(公明党なら「大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」)を共有し、政策を練り上げ、それを実現すべく民意を問うからこそ党なのであって、その原点に忘れては政治は成り立たないと思います。


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