中国で鳥インフルエンザ発生

1月1日の日経新聞に早くも残念なニュースです。
中国広東省で39歳の男性がH5N1型の鳥インフルエンザで亡くなったというのです。
男性が亡くなったのが12月31日。その10日ほど前の12月20日に中国政府は香港で鶏の死骸からH5N1型のウイルスを検出したと発表しています。
冬は渡り鳥の季節でもあり、ウイルスの流行しやすい乾燥期に当たりますので本当に要注意です。
宮崎県で口蹄疫が猛威を振るったことは記憶に新しいところですが、その際に宮崎大学農学部が感染を迅速に診断する遺伝子検査法(ランプ法)を開発したことは快挙でした。
このランプ法の良いところは、高価な機械、機器を必要とせず、遺伝子の増幅を目で確認するというあっけなさにあります。宮崎大学農学部の「転んでもただでは起きないしたたかさ」を実に頼もしく思いました。
鳥インフルエンザも口蹄疫もアジアでは非常に広範囲で感染が見られます。まさにアジアはウイルスの坩堝です。
そうした中で、鳥インフルエンザにおいても日本の果たしていく責務の重さをいまさらのように感じるのです。


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