投票する政治家のいない悲しさ

今朝の毎日新聞の読者欄に表題の投稿がありました。『拝啓、民主党国会議員様』という出だしの投稿でした。
この方は、ダメな民主党国会議員の具体例を示したうえで、『軽い言葉のみで信念と覚悟があるのか甚だ心もとない。』とし、最後は『選挙で投票する政党・候補者がいなくなるほど悲しいことはありません。』と結んでいます。
さて、そのうえで、と思います。
投票するに値する政治家をどう選ぶのでしょうか?そもそも選べる仕組みになっているのでしょうか?
アメリカの大統領選挙の報道を見ると、それぞれの人たちが自分の推す候補者や政党のために一軒一軒回って募金活動をしたり、主張大会を開いたりと活発な運動をしたりしています。ところが、わが国ではそのような市民レベルの活動を見ることはほとんどありません。
実は、法律レベルからして、公職選挙法はあれをやってはいけない、これをやってはいけないという規制ばかりなのです。
国あげて、もっともっと政治への関心を高めるような方向に動かないとどうしようもないと思います。
先の12月議会のわが党代表質問の中で二つの提案をしました。特に難しい提案でもなんでもありません。
『選挙のお知らせ葉書の裏面にあらかじめ期日前投票の宣誓書を印刷しておくことを県選管として推進してはどうか?』
『選挙公報をホームページにアップすることはできないか?』

いずれも投票のしやすさや候補者の公約確認等が容易にできるようになります。
これに対する選挙管理員会の答弁は『状況の把握及び情報努めてまいります』『国や他の都道府県の動向を踏まえて検討してまいります』なのです。全くやる気のない答弁でしたので議場内も拍子抜けでした。
まず政治家が変わること、これが根本であることは論を待ちません。そのうえで、政治家を含めおよそ政治にかかわる制度を徹底的に見直ししていかないと、この国は大変なことになるという危機感をもたねばならないと思うのです。


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