今定例県議会の議論について

12月定例会が始まり、一般質問も残すところあと一日となりました。
今期に限らないのですが、どうも県議会の一般質問は面白くないのです。面白くないと言うと語弊がありますが、『身も蓋もない』やり取りが多いような気がするのです。
ただ面白ければいいという話ではありませんが、質問をした答えが大体同じように聞こえてしまうのです。
たとえば、『〇〇市と連携を密にして対処して参ります』
たとえば、『国の動向を注視しつつ、適切に対処してまいります』
こちらが知りたいのは、具体的にはどのように対処するのかであり、適切な対処とはなんなのかなのです。
一方、質問する議員の側としても、そういう決まりきった答弁にさせないような質問技法を磨かなければならないのだと思います。
さて、今議会の一般質問登壇者は25人です。
そのうち『道路問題』を取り上げる人は16名ほどで、6割から7割の人が質問します。やはり道路や橋梁というインフラ整備は地元要望の強い部分です。
先の衆議院選挙で『コンクリートから人へ』というわかりやすキャッチフレーズで政権党となった民主党の議員も道路整備を訴えます。
道路整備も大事なことだと思いますが、「県道何々線を整備せよ」とか「国道何号線の渋滞をどう解消するか」という質問は、議論を深めるにはひとひねりもふたひねりも必要なのでしょう。
質問内容や質問技法等々、多くの人の声を聴きながらますます勉強していかねばならないと決意した次第です。


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