今日の朝刊各紙は、千葉県が公表した1000年に1度の大地震で「最大クラスの津波」が発生した場合の浸水想定を報じました。
それによれば、1500ヘクタール以上の浸水面積となるのが4市2町、県全体で28612ヘクタールに及ぶとのことです。
海のない我が松戸市でさえも、河川敷には浸水するとされており、川を遡上する津波の凄まじさを再認識しました。
心配なのは、やはり津波到達時間です。この想定では最大津波水位の到達時間しか出ておりませんが、東葛地方の船橋市、市川市が160分超なのに対し、房総半島南部では3分から19分とされています。
避難場所や避難経路の見直しも当然必要でしょう。しかし、それだけではなく、津波の到達時間をいかに遅らせるかというハード面こそ重要です。
防潮堤の増強や防潮林の配置も再検討しなければなりません。
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