日別アーカイブ: 2018年6月15日

台風の季節

先日、太平洋岸に台風が接近し、仲村県民運動局長から注意喚起のメールが発信されました。
台風上陸はまだ先でしょうが、注意は必要です。
一昨年の9月10日、常総市三坂町で鬼怒川の堤防が決壊しました。
これにより、市の3分の1が浸水し、市役所も孤立してしまいました。
ここで重要なのは、この豪雨をもたらした台風18号は関東には上陸していないという一点です。
9日に東海地方に上陸し、その日の夜には日本海に抜けて温帯低気圧になっているのです。
にもかかわらず、「関東・東北豪雨」なのです。
当時の私は「小貝川が危ない」と思いました。
それは、1981年8月に小貝川の堤防が決壊し龍ヶ崎や取手が浸水したからです。
小貝川は東側を流れていますから、市民の皆さんに水は東から来るものという思い込みがあっても仕方がありません。
ところが、水は西側の鬼怒川から来ました。こんなに所にも災害避難の教訓があるように思います。
台風シーズンの到来に際し、備えを怠らぬよう戒めてまいります。