12月1日の日経新聞に『洪水予報 スマホに発信』という記事がありました。
9月の関東・東北豪雨を受け、国交省が洪水情報をスマホに発信する方針を固めたとのことです。
常総市の堤防決壊は、私たちに多くの教訓を残しました。
まず、あの豪雨が遥か遠くの台風18号によるものだったことです。
上流の五十里ダムに猛烈な降雨があったのは日付が9月10日にかわる夜中でした。そのとき破堤した下流の三坂ではそれほど降っていません。降雨には時間差があるのです。
また、越水地点と破堤地点の場所が異なっていました。おそらく堤防の土質の違いだったのではないかと思います。周辺は、鬼怒川砂丘と言って砂地なのです。
結局、言えることはハザードマップはしっかり見ておかねばならないということです。今回のケースもハザードマップはかなり正しいものでした。
常総市でも13.5キロメートル下流まで氾濫流が到達しました。他人事と思わずに災害に対処しなければなりません。
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