月別アーカイブ: 1月 2014

一極集中の不可思議さ

新年あけましておめでとうございます。
新年早々こんな話題で本当に申し訳ありません。
昨年12月に、M7.3級の首都直下地震の新被害想定が公表されました。
中央防災会議によれば被害が最も大きくなる都心南部直下のケースで死者2万3千人、経済被害95.3兆円です。そして、この首都直下地震が30年以内に起こる確率は70%程度とされています。
そうであれば、我々が今日からでも即座に取り組まなければならないこと、それは首都機能の移転です。
わが国は、あまりにも何もかもが首都東京に集中しすぎています。
欧米の国々は当然として、世界のどこを見渡しても都市機能は分散しています。にもかかわらず地震国である日本が一極集中型なのです。これがどれほどわが国を危険にさらしているか。
本来、わが国こそ首都機能の移転を真っ先にやらねばならないのです。われわれは、このことを真剣に受け止めねばなりません。