日別アーカイブ: 2007年8月12日

もう一つのダンプ街道

今朝の毎日新聞に「道路はダンプ街道 公害に地元住民悲鳴」という記事が出ていた。
羽田空港の4本目の滑走路工事が始まり、大量の山砂が君津地方の山から採取、搬出されているという内容である。
すでに国土交通省に対し「採取場から港までの山砂の運搬には高速道を活用するよう」 要望書を提出し、同省もそう指導するという回答を得てはいたが、業者は実際にはその指導に従っていないと指摘されていた。再度、強力な働きかけをしたい。
ある日の午後、久しぶりに富津を訪れたときに何か強烈な違和感を感じた。
訪ねた先の裏山が無くなっていたのである。
話によると、茨城の業者が地元に何の説明もなく、いきなり囲いを作り山を削りだしたとのこと。
山砂採取が、こんな身近なところで起こっている事に驚きもしたが、それよりも説明義務がないことに唖然とさせられたのである。
これでは地元は踏んだりけったりである。
私ども公明党は、先輩たちの時代から山砂採取現場の調査を続けているが、地元への配慮を一層強化せねばならないと思うのである。