交通問題」カテゴリーアーカイブ

厳しい厳しいダイヤ改正

犬吠埼2015年3月のダイヤ改正がJR東日本から発表されました。
ある程度予測されていたとは言え、やはりショッキングな内容でした。
館山方面への特急『さざなみ』は本数が減った上に君津までの運転となります。
この夏、南房総を旅した友人から千葉の特急がいかに使いづらいかを聞いていただけに、内心忸怩たるものがあります。
東京・佐原間を結ぶ『あやめ』にいたっては全2往復とも運転取り止めです。
銚子への『しおさい』も、安房鴨川への『わかしお』も本数減少となります。
アクアラインや高速道路網の整備は、鉄道やフェリーに大きな影響を及ぼします。
全ての面で便利さを向上させるのは不可能なのかもしれません。
鉄道網、バス網含め、高齢社会の交通体系を一から考え直す時期のように思います。
(写真は犬吠埼です)
※武蔵野線は朝の時間帯が若干増発され、混雑緩和が期待されます。

60キロ制限の生活道路

牧の原団地裏牧の原団地裏から松飛台小学校入口への道路が、速度制限60キロだというとほとんどの人が驚きます。
はるかに広い松飛台商店街の道路が50キロ制限なのですから驚くのは当たり前です。
地域の方からは危険だという声をいただいており、当局に速度規制を申し入れておりました。
それがこのほど内定して、ようやく30キロ制限の道になります。
事故が起こってからでは遅いので、来春の新入生学前までに実施していただきたいと思っています。

「右から事故」に要注意

木下交差点千葉県は、交通事故死亡者の多い県です。
私は、県議会初登壇(2003年10月6日)で「交通事故対策」をテーマの一つに取り上げました。
『交差点事故ワースト10、あるいはワースト5といったデータを、市町村単位でも結構です。管轄の警察単位でも結構です。ぜひHP等で公表していただきたい。』
これが、県議会での私の初めての実績となりました。
さて、県警HPによれば、昨年の松戸市の死亡者は16人と飛び抜けて多いことが分かります。
事故の6割は幹線道路で起こります。そのワースト3は国道16号線、6号線、128号線(館山~茂原~千葉市)。上位2つが東葛地域でした。
最近問題となっているのは、「右から事故」(藤井の造語)です。
道路横断中の歩行者との事故を分析すると、左からの横断が14人だったのに対し、右からの横断では32人と2倍以上だったのです。
こうしたことにも十分注意して、被害者も加害者も悲劇である死亡事故を激減させたいと思います。 

新潟中越地震から10年

東海道新幹線2004年10月23日17時56分に発生した中越地震(M6.8)から10年目となります。何年たっても被災された方々の悲しみは無くなるものではなく、そのことを思うと胸が痛みます。
さて、20日の朝日新聞「中越地震10年後の教訓」という記事に上越新幹線に関する記述がありました。
『上越新幹線「とき325号」は長岡市内を走行中に地震で車両が脱線した。新幹線車両としては初めての脱線。』『高架橋など構造物の耐震対策は、大きな被害があった1995年の阪神大震災以降に進められてきた。』
「とき325号」は滝谷トンネルを出て1.2㎞ほど長岡へ進んだ地点、十日町と村松町の町境付近を走っていたと思われます。
長岡駅に停まるために減速していたとはいえ200㎞のスピードです。よくぞ死者負傷者がゼロだったと思います。
その理由は、記事にある通り高架橋の支柱補強をしていたのです。
さて、東海道新幹線は約45%が(高架橋ですらなく)盛土です。
対策はしているのでしょうが、横浜~小田原など高さ5mの盛土の上を走るたびに本当に大丈夫なのかと心配になるのです。

未来を大事に

今朝の公明新聞1面トップ記事は『若者雇用促進へ法制定を』という党青年委員会のアクションプランでした。
このアクションプランの中でも特に重要なのは、私は『“ブラック企業”の監督指導の強化』だと思います。
それは、若者を大事にしない社会に未来はないと思うからです。
異常な長時間労働と理不尽なサービス残業で、若者を使い捨てにする社会にキッパリとノーを突きつけねばなりません。
松戸市民は千葉都民と言われるように多くの東京通勤者が住んでいます。
私たち松戸市民が、声をあげていかなければならないのだと強く思うのです