防災」カテゴリーアーカイブ

遭難救助訓練での事故

20170112川苔山遭難救助訓練中の長野県防災ヘリコプター墜落により殉職されました皆様に心から哀悼の意を表します。
先には埼玉県で同様の事故があり、ヘリコプターの事故ではありませんでしたが、富山県警山岳救助隊が冬山での訓練中に殉職された事故もありました。その時は、こんな厳しい条件で訓練をされているのかと驚きました。しかし、冬山での救助を本当に実施するのなら、確かにここまでやらなければならないのだろうと思いました。そこには、まさに命がけの訓練を積んでいる人たちがいました。
私にとって冬山は恐怖の対象です。好天のときですら登る直前まで心が重いものでした。
これまでの拙い経験では、登れたか登れなかったかはすべて天候に左右されていました。人間の力はその程度のものです。
今回の事故から、私含め登山者は細心の注意と万全の準備をもって冬山に入らなければならないと改めて戒めたいと思います。

柏市にて放射線測定

20170215大堀川放射線測定先日の松戸市内に引き続き、柏市でも放射線測定を行いました。
今回は、阿部俊昭(柏市)、田村耕作(千葉市)、仲村秀明(船橋市)の各県議と4人での調査となりました。
大堀川を柏市中央体育館から下流へ向かって高田橋まで測定していきました。
通常、市民が歩く場所では高くありませんでしたが、水際などには高いところが散見されます。
心配だった体育館の植え込みについては、すでに土の入れ替えが済んでおり、問題ありませんでした。
柏市に限らず、今後も継続的に調査して行かねばと思います。

放射線ふたたび

20170211森と広場放射線12月7日の各紙が柏市中央体育館の植え込みで国基準を上回る放射線量を測定したと報じました。
私も松戸市内を時折測っており、数値が低くなっているのを確認しておりましたので意外に感じました。
ようやく時間が取れ、2月11日に松戸市内30ポイントほどを測定して回りました。
その結果、ほとんどは問題ないものの、高い線量が一カ所測定されました。
柏市ほどの数値ではありませんでしたが、関係者に伝え対処をお願いしました。
柏市では緊急点検を行うとのこと、私たちも早急に独自に調査してまいります。
(※ 掲載写真はたんに測定中の写真です。高線量の場所ではありません)

地震ハザードカルテ

20161114%e5%9c%b0%e9%9c%87%e3%82%ab%e3%83%ab%e3%83%86国立研究開発法人「防災科学研究所」が、表題の「地震ハザードカルテ」をホームページ上にアップしています。
日本全国どこであれ地震から逃れることはできませんので、ご自分のお住まいの場所が、今後30年以内に震度5弱あるいは震度6弱以上の地震となる確率については知っておくべきかと思います。
私の住む松戸市小金清志町の250mメッシュの中心は3丁目でしたので、試しにそのカルテを出してみました。
予想していた通り、総合評価の図からしてあまり気持ちのよい結果ではありません。
今後30年間に震度5弱の地震となる確率100%も震度6弱の確率49.0%もそんなものかなと思いますが、震度6強が8.4%というのをどう見るかはちょっと複雑でした。
前向きに、この数値を「常に備えを怠らず」の戒めにしたいと思います。

鳥取地震発生!感震ブレーカーの普及を!

20161021%e9%b3%a5%e5%8f%96%e5%9c%b0%e9%9c%87%ef%bc%9110月21日午後2時過ぎに鳥取地震が発生しました。
松戸市では戦没者追悼式が行われており、私が地震を知ったのは帰りの車中でした。
夜のテレビ映像を見る限り火災は発生しておらず、不幸中の幸いでした。常備消防が対処できるのは、せいぜい2か所の火災だからです。
以前にも書きましたが、現在の消防は類焼を防ぐことが目的です。
地震火災の場合、市内全ての消防車が出動できないかもしれません。また、出動したとしても通常の時間内に到達することは難しいと考えねばなりません。
つまり地震火災では住宅密集地は大火になる可能性が高いのです。
そして、地震火災の主な原因が「電気」ということになれば、これを防ぐ決め手は『感震ブレーカー』です。
そこまで分かっていながら、なかなか普及しません。そこで私は公的助成がどうしても必要だと訴えています。
防災力は、何もせず黙っていても、勝手に強化されていくものではないのですから。