交通問題」カテゴリーアーカイブ

放射能除染とは

放射能除染をどうしているのか、初めて理解しました。
児玉龍彦東京大学アイソトープ総合センター長の国会での発言によって。
要するに福島で除染した際に出る土などをドラム缶に詰めて東京へ運んでいたのです。正直なところ驚きました。
これは当然のことながら法律違反です。
さずがに県に同じことをやりなさいとは言えませんし、県も行うはずがありません。
こうした無許可の移動ができない、移動先がないということで、現在千葉県内に限らず各地の浄水場や清掃工場では放射線強い焼却灰、汚泥が溜まっていく一方です。
したがって、法律違反をした児玉氏らを責める前に、移動を可とするなど明確な方針を打ち出さない国を責めなければならないところでしょう。
さらに重要な児玉氏の発言があります。
園庭を除染する。側溝などに強い放射線の汚泥が溜まる。これを高圧洗浄する。その流れていく先に農地があれば今度はそちらが汚染する。
これこそが除染の本質的な問題です。放射性物質は流せば消えてしまうというものではありません。
やはり、防水ドラム缶につめて管理保管するという低レベルの放射性廃棄物と同じ扱いをすべきと思います。
ともかくも早急に方針を出してほしいのです。

柏市議選スタート

昨日、柏市議会議員選挙がスタートしました。
山口那津男代表を迎え、柏駅西口の街頭演説で公明党市議団全員がのこれまでの事績を訴えました。
それにしても全員当選というのは本当に大変なことです。
前回も最後の最後までもつれ、完勝したとはいえ最後まではらはらしました。ともかく支持者の皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、8月7日目指して全力で走りぬきます。

熱中症対策に経口補水液

炎天下の作業に細心の注意を払わねばならない季節になりました。
長く外歩きをするときでも、日陰があるかまで気にしなければなりません。
熱中症かもしれない症状は5つあるそうです。
◇めまいがする
◇汗が止まらない
◇頭痛や吐き気がする
◇喉が猛烈に渇く
◇体がだるい
以上の症状が出たら要注意です。
WHO(世界保健機構)では40年ほど前から『経口補水療法』を推奨しています。
難しいことではなく、要するに経口補水液を飲もうということです。
経口補水液は、水1リットルに対して、塩3グラム(小さじ3分の1杯)に砂糖40グラム(大さじ4杯と小さじ1杯)を混ぜるだけです。
我が家では、毎日用意しています。
まあ、冷やせばおいしいくらいです。味覚に差はあるでしょうが。

生活道路は30キロ規制を

中央交通安全対策会議が第9次交通安全基本計画を決めました。
そのなかで、車道の幅員が5.5メートル未満の生活道路は最高速度を原則として時速30キロにすることがうたわれました。
私が生活道路の時速30キロ規制を議会で取り上げたのは4年前の2007年12月5日のことでした。
実は、前年の2006年9月25日に、公園に向かって歩いていた幼稚園児の列に自動車が突っ込み、4人の園児が亡くなり17人が重軽傷を負う事故があったのです。
そして、その時の加害者の車のスピードが60キロだったのです。
裁判では60キロが暴走だったのかどうかが争点となりましたが、結局は暴走だとはなりませんでした。
私には、第9次交通安全基本計画の幅員5.5メートルが妥当かどうか、たとえば住宅地なら6メートル未満ではどうなのかという気持ちが今なおあります。
しかし、ともかくも30キロ規制が進められることは素直に喜びたいと思っています。
現実には幅員が狭いにもかかわらず、速度制限のない道路がたくさんあることと思います。
今回の決定が、私たちの意識の中で交通安全をさらに身近にすることを切に願うものです。

三番瀬消える?

6月14日、三番瀬の状況を見に市川、浦安を訪ねました。
本来あるべきところに三番瀬はなく、「海」になっていました。
東日本大震災は大変な被害をもたらしましたが、こんなところにもと思いました。
市川では写真にあるように南行徳漁協の土地の沈下があり、漁協の建物が大きく傾いていました。
浦安では三番瀬の様子だけでは無く、日の出海岸護岸の崩れのひどさや市内の液状化の復旧状況を視察させていただきました。
明日15日から6月議会が始まります。
5月臨時会で震災対策を集中的に審議しましたが、6月議会もどうしても比重は地震対策となることでしょう。
地震以外にも重要な課題はありますので、あくまで県民の目線に立って代表質問にのぞみたいと思います。